South Island,NZ パウダーをめぐるロードトリップ

2016.03.17

ROOM MAG ISSUE 3に掲載したNZトリップの記事です。紙面と違う写真をセレクトしました。
読んだ人も読んでいない人も、読んでみてくださいね!4シーズン前なのに、みんな若いです。笑
 
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ここから紙面と同じテキストになります。
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ちょっと前に行ったニュージーランド。この旅の写真を、まとまった形でお見せする機会がなく早3年… やっと公開できてホッとしている。
 
空港を降りてレンタカー会社まで移動。カズが電話で僕たちの到着をレンタカー会社まで伝えてくれた。
 
北海道では絶対こんな景色見れません。
なんかヨーロッパぽい? あんまり行ったことないけど...
どこだって見れる景色の山と雲だけど、やっぱり日本とは違う。
 
改めて写真を見返すと、今までスノーボードで旅してきた地球とは景色が違い、赤道をまたいだ事を実感させる。北国と南国をミックスしたバラエティーに富んだ自然で、雪山もあればジャングルもある。北に行けば暖かく、南に行けば寒い。そもそも赤道とはなんなのか、南半球とは?という疑問が浮かんだので調べてみた。赤道とは、自転する天体の重心を通り、天体の自転軸に垂直な平面が天体表面を切断する、理論上の線。緯度の基準の一つであり、緯度0度を示すとのこと。赤道より北を北半球、南を南半球という。北半球と南半球の季節は逆転。世界の人口は約90%が北半球に住んでいて、南半球は10%に満たない。陸地面積は約32%しかないそうだ。中学生の頃に勉強したような、していないような…。もっと調べたら面白いかなと思ったが、このページが社会の地理学で終わってしまうので、これくらいにしておこう。
 
山の上はカラフルだった。
ワナカにあるコンクリートのスケートパーク。トレーニングできていた日本の仲間たちと合流
中井君がミニランプで滑っているところをカズと見学。今と髪型が違う、この後ぐらいからドレットになったのかな。
ワナカにあるチューンナップショップ&カフェ&ミニランプショップ。沢山のライダーがここに板を出していた。
リフト待ちのワンカット、顔写ってないけど誰だかわかるよね??
 
そんな地理も学ぶきっかけになったニュージーランドをキャンピングカーで3週間旅をした。滑れたのは8日と少なかったが、気ままに行きたい場所を仲間達と目指し旅するスタイル。ワナカで大会やトレーニングで来ていた日本の仲間を僕達の旅に巻き込み、パーク以外の地形でフリースノーボードを楽しんだり、天気が悪い時はスケートに乗ったり、観光したりご飯を一緒に食べたりした。コンディションが良くなくても、普段と違う環境では些細なことが楽しかったり難しく感じるが、そんな経験が僕達を一回り成長させてくれる。
山に向かう時はオフロード。でもこれはメチャクチャ綺麗な方。
下の方に車を止めると、ブーツもウエアもベチョベチョ。笑
ミニパイプで遊ぶテディー・クー
写真だとパウダーに見えるけど、実は2cmくらいしか積もっていない。。。名前書かなくても誰だかわかるよね?
山から下りるとお腹が減るので、街で食事。ここのハンバーガー大きかった!
 
今回このトリップに参加した仲間は、中井孝治、清原勇太、そして國母和宏の3名。北海道で育った僕達が旅するには丁度いい大きさだが、3週間のトリップで4000kmも走った。ワナカ近郊のスノーリゾートも滑ったが、リフトもゴンドラもない、ロープが山にかかっただけのクラブフィールドが今回の旅のメインフィールド。
ここで滑るには、このハーネスを常に付けてなくてはいけない。これが結構重くて、かっこ悪い...w
これには苦労した。高速で動くワイヤーをグローブで掴むと穴が開く。。。
いつも一緒に滑っている時の感じを撮影でき結構好きな一枚。
 
最寄りの街まで鋪装されていない山道を40kmも走る、窓やドアの密閉が悪いキャンピングカーの車内は砂埃だらけ、レンジやテレビは振動で落下、ローカルにはキャンピングカーで登ってきた事に驚かれた。なんせ、乗用車どうしでもすれ違うのが怖く細い崖道だったし、キャンピングカーでバックは不可能だ。今考えると、ハプニングはキャンピングカーの事ばかりで、パウダーも2日しか滑る事ができなかった。撮影目的のトリップではなかったので、それもいい思い出。
最後にNZらしい一枚。彼らがいなくなるまで車はストップ。確か牛バージョンもあったかな。
 
ニュージーランドは冬だったけど、僕達にはいいサマーバケーションだった。沢山の写真を掲載したので、ニュージーランドの景色と空気感をみんなにも感じてほしい。