vol.2【プロスノーボーダーの仕事って?】
2017.06.02
ども!コイフです。
前回のコラムでは【プロスノーボーダーって?】を書かせていただきました。
今回はそれに続く【プロスノーボーダーの仕事って?】を書きます。
photo by Gian " IMAGINATE " T- SHIRT (VOLCOM ×Coif)
まずプロスノーボーダーの仕事内容、やるべきことについてなんですが、実は人によって結構バラバラなんです。
というのもスノーボードにはコンテストがありオリンピック競技にもなっていますが、一般的なスポーツ競技のように結果だけが全てのスポーツとは違い、スタイルがとても重要な横ノリなので、コンテストには一切出ずにプロスノーボーダーとしてやっている方もいるんです。
最近はオリンピックだけに集中しているキッズもたくさんもいますが、ちょっと前の世代のプロスノーボーダーにとっては”オリンピックは出たい大会の最高峰”くらいな感じで捉えている方がほとんどだったと思います。
大きく分けるとこの2つのパターンがプロスノーボーダーの主な仕事↓
・コンテストやイベントで結果を出す。
・有名プロダクションのムービーでフルパートを獲得する。
このどちらかで結果を出していけば雑誌などの露出も増え、メーカーの方も喜んでくれて良い契約につながる。
という流れが最近まではあったと思います。
ですが、今は昔のようにムービーがあまり売れなくなったり(というかなくなったり)SNSなどでセルフプロデュースが簡単にできるようになったこともあり、メディア露出に対しての評価の仕方や価値が変わってきたように思います。
それ以外にも仕事はあります。
・how to 関連の雑誌&ムービー、イベントなどの出演料
(一般的なバイト代と同じくらいで、ほぼ単発の仕事なので、多くても1、2日間くらいなものです)
・ギアを開発、フィードバック、テストする
・ギアを開発、フィードバック、テストする
そして最近では
・SNSで宣伝、プロモーションをする。(場合によってはインセンティブがあったりもするみたい)
・自分がサポートしてもらっているブランドを取り扱ってくれているお店に行き営業的なことする。
(これは前からやっている人もいましたが、前よりも当たり前になってきているような気がします。)
それに加えて、プロスノーボーダーはサラリーマンのように活動報告書なども提出するのが当たり前の時代になってきています。
話をまとめると、滑りだけで活躍(結果を残す、露出する)しても、必ずしも良い契約になるわけではない?!というのがコイフの感想です。
そうしたことも関係するのか、今では間接的なプロモーション(コンテストやメディア露出)よりも直接的なプロモーション(セッションイベントなど)でプロ活動をしている方が増えてきたように思います。
その方がダイレクトに一般ユーザーと接して、生で滑りを見てもらえるため、ファンになってもらいやすいんです。
そして、一般ユーザーの方の年齢層やスキル、遊び方、求めるギアの質も変わってきているからだと思います。
それもあり、昔よりもガレージブランドが増えて、うまくいっているところが多いのかな?と思います。
ちなみに、思いますと書いてあるところはコイフの思い込みかもしれないので、一個人の意見程度に聞いておいてくださいね。w
今回もあまりきれいに着地していない感満載ですが、、、出し切った感はあるので!w
このくらいで終わりにしたいと思います。