自分の理想の板。
2017.08.15
こんにちは。
今回のブログでは、『自分の理想の板。』について書こうと思います。
(salomonで作らせてもらっているプロトボード3本目。それぞれフレックスが違います。)
まず人によって、理想の板はそれぞれ違うと思います。
それは、滑る場所や滑り方によって適した板が違うからです。
だから僕の理想の板は、僕が滑るフィールド、僕の理想としているライディングスタイルに適した板であること。
そこが一番重要です。
では、僕の滑るフィールド&追求してるライディングスタイルからお話しします。
僕の理想、追求しているのはフリースタイルフリーライディング。
無駄な動きがない綺麗な弧を描くターンから、切れ上がるような深いターン、リズム感あるスライドターンなどで加速や減速、うまくスピードをコントロールしながらその最中にある起伏や地形でフリースタイルな動きをする。
そんな滑りを トップ to ボトム で気持ち良くするために追求しています。
実際にプロトボードを作る時に考えていたこと⬇︎
・雪の抵抗を少なく、スピードを落とさずに雪を切り裂くためのラウンドノーズ&テール。
・浮力を増すために、ボトムデザインを変更。
・若干テイパードノーズにし、後ろ足乗りがニュートラルポジションになりやすいように。
・オーリーしやすい、グッドコンディションだけじゃない荒れたバーンでもコントロールしやすい、そしてニュートラルポジションのことも考えてバックシートキャンバー。
・これらを取り入れつつもフリースタイルな動きが制限されない長さに抑えたい。
このことを考えて色々試行錯誤しながら、3本目のこのプロトボードでやっと、理想のアウトラインとボトムデザインに仕上がってきました。
あとはフレックスを考えています。
整地されたバーンやパウダーなら、柔らかい板の方が低速でもコントロールしやすいので好みだけど、
荒れたバーンや春雪なら少し硬め、ミディアムフレックスがいいなと個人的には思っています。
だけど、、、
どんなシチュエーションでもなるべく1本のボードでこなしたいので、その絶妙なフレックスをこの2本で探りたいと思います。
なのでこの板はまだプロトタイプ。
発売する時には、最高な板になると思います。
板ができたら是非みんなにも乗っていただきたいので、試乗会など来て欲しいです。
楽しみにしていてください。
発売予定は2018/2019シーズンです。
次は何描こうかな〜